町長の松田です。夏の町長メッセージです。
私が基山中学校の中学生の頃、いまから55年位前になります。私は、部活動で、軟式テニス部(今は、ソフトテニスというらしい)で、3年間汗を流しました。そして、2年生の新人戦は、三養基地区予選へ、3年生の中体連では、鳥栖地区予選に参加しました。私の学年は、中体連の地区大会の地域割が、三養基郡地区から鳥栖地区に切り替わった学年でありました。
ただ、残念ながら、地域割に関係なく、いずれの地区大会においても、まったく他校に歯がたたず、佐賀県大会への進出は夢のまた夢でした。毎年、基山中学校全体で、1~2つのクラブ活動が佐賀県大会へ進出するのを羨望の眼差しでみていたものです。
そんな私たちの時代と比べて、今の中学生のみんなは本当に凄い!! 実は、鳥栖地区予選に各種目7つの中学校が参加するのですが、全てのクラブ活動で、地区大会3位以内という輝かしい成績をあげました。また、そのうちの多く種目が、佐賀県大会に進出して、基山中学校の存在を、佐賀県全域にアピールしてくれたのです。
そして、その佐賀県大会の激戦を勝ち抜いて九州大会に進出してくれた陸上、水泳、バトミントン、ソフトテニスの精鋭の面々が、自信に満ち溢れた顔で、九州大会出場の決意表明のために役場を訪ねてくれました。私からも熱い激励の声かけをさせて頂きました。
8月のそれぞれの九州大会(陸上の女子400mリレーは全国大会へも出場します)で、これまでの練習の成果をみせてくれることを信じています。頑張れ基山中!!ファイト基山中!!
ただ、基山中学校の活躍はスポーツばかりではありません。吹奏楽部も、見事、佐賀県大会へ進出して、2年連続金賞を獲得しました。惜しくも、昨年に続き、九州大会への出場は逃しましたが、着実にその実力を伸ばしていることは、私自身が、2年連続、直前練習発表会に参加して、その腕前を直接拝聴して、確信しているところです。来年こそは、3年連続の金賞はもちろん、九州大会へも進出できると固く信じています。
また、学業においても、今春の佐賀県公立高校入試において、基山中学校はすべての受験者が合格したとのお話をおうかがいしました。素晴らしいことだと思います。このように、基山中学校は、文武両道に優れ、その存在や行動が、まさに、基山町を愛し、基山町に誇りをもって行動して頂いている「kiyamaプライド」であると心強く思った次第です。
更に、頼もしいのは、基山中学校だけではありません。8月6日から始まる「インターハイ2025
全国高等学校総合体育大会女子バレーボール大会」へ出場する鳥栖商業高校女子バレーボール部には、8人の基山っ子が頑張ってくれています。その活躍も大いに楽しみです。
このような基山っ子の大活躍を、基山町民全体で応援するとともに、基山っ子に負けないように、私共が、基山っ子と基山町の未来に責任を持ち、基山っ子と一緒に、基山町の現在を更に盛り上げていき、そして、基山町の未来を切り拓いていきたいと思います。