都市再生整備計画事業とは
目的
地域の歴史・文化・自然環境等の特性を活かした個性あふれるまちづくりを実施し、全国の都市の再生を効率的に推進することにより、地域住民の生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図ることを目的としています。
制度の概要
市町村が都市再生整備計画を作成し、都市再生整備計画に基づき実施される事業等に対して国から交付金が交付される制度です。市町村の自主性・裁量性が大きく、地域の創意工夫を生かした総合的・一体的なまちづくりを進めることが可能となっています。
平成22年度からは、社会資本整備総合交付金に統合され、基幹事業である都市再生整備計画事業として位置付けられました。
(参考:国土交通省ホームページ「都市再生整備計画事業」)
都市再生整備計画
基山町では、以下の地区において社会資本総合整備計画及び都市再生整備計画を作成し、まちづくりに取り組んでいます。
基山町中心市街地地区(地方再生コンパクトシティ)
基山町中心市街地地区については、平成30年度に創設された国土交通省の新規施策である「地方再生コンパクトシティ」において、全国で32都市選定されるモデル都市の1都市として選定されています。基山町は町として唯一選定されています。
地方再生コンパクトシティは、人口減少、地域経済縮小等の課題を抱える地方都市において、都市のコンパクト化、拠点地域の形成を図るとともに、官民連携の推進や地域資源の活用により、地域の稼ぐ力の向上に積極的に取り組もうとする自治体をモデル都市として全国で30程度選定し、国においてハード・ソフト両面から重点的に支援する制度です。
(参考:国土交通省ホームページ「地方再生コンパクトシティ」)
基山町中心市街地地区では、「駅前からスタートする勝力あるまちづくり」をテーマに、日常的に基山駅を利用する町内外の通勤・通学者約7,000人(町人口の約40%相当)を新たな商圏人口としてまちなかへ取り込み、人が行き交う活気あふれる稼げる場に再生することで、空き店舗の解消を図り、中心市街地の魅力向上と、多様な住宅政策の好循環により、定住人口の増加を目指します。
1.社会資本総合整備計画及び基山町中心市街地地区都市再生整備計画
計画の名称「基山町中心市街地地区都市再生整備計画」
計画の期間「平成30年度から令和2年度まで」
都市再生整備計画(PDF:1012.9キロバイト) 
2.都市再生整備計画事業の事後評価
事後評価は、都市再生整備計画事業がもたらした成果等を客観的に評価・分析し、今後のまちづくりを適切な方向に導くとともに、住民の皆さんに分かりやすく説明することを目的としています。
実施時期
都市再生整備計画の交付期間終了後または交付期間最終年度に行います。ただし、計画目標の達成状況等の検証に見込みの値を用いた場合などには、翌年度以降に改めて達成状況等を検証し、評価を確定させるためのフォローアップの実施を検討します。
・まちづくりの目標の達成状況等の確認
まちづくりの目標の達成状況及び実施過程の評価を行います。
・今後のまちづくり方策の検討
効果発現原因を整理して、今後のまちづくり方策を検討します。
・評価結果のチェック
事後評価の合理性・客観性を担保するために、事後評価原案を公表して意見を募集するとともに、
第三者により構成される都市再生整備計画評価委員会で事後評価全般にわたる評価作業の適切さの確認を受けます。
事後評価の手続き
1.方法書の作成2.評価の実施3.事後評価原案の公表4.都市再生整備計画評価委員会の開催5.評価結果の公表・国への提出