印刷用ページを表示する掲載日:2013年5月2日更新
国指定重要文化財
昭和25年(1950年)8月29日指定
所在地大興善寺境内(基山町大字園部3628)
大興善寺(717年創建)の本尊である十一面観音菩薩立像の守護とされています。頭部と体部は一木造り(※一本の木から彫り出してつくる技法)で、そこに両腕を取り付けています。また、いずれも兜(かぶと)・鎧(よろい)とつけ、沓(くつ)を履き、岩座の上に立っています。
多聞天立像は高さ約145cmで檜を使用し、広目天立像は高さ約149cmで栴檀(せんだん)の木を使用しています。いずれも平安時代後期頃につくられたといわれています。
(木造多聞天立像)(木造広目天立像)