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位置及び地勢

 基山町は、佐賀県の東端に位置し、福岡県筑紫野市、小郡市に隣接しており、佐賀県の東の玄関口となっています。

基山町の面積は、２２．１５km2で約３分の２が丘陵です。北部には国の特別史跡基肄（きい）城跡がある基山（きざん）を主峰とする筑紫の山々が連なっています。南部には筑紫平野に向かってひらけた丘陵地帯が続き、秋光川、山下川等が平野部を貫流し、いずれも筑後川へと注いでいます。

周辺の大都市への距離についてみると、２０～３０km圏内に福岡市、佐賀市、久留米市があります。ＪＲ基山駅から博多駅、久留米駅までは約２０分で通勤には格好の地にあります。このため、福岡都市圏の住宅地として注目され、佐賀県のなかでも人口が増加していましたが、近年、徐々に減少に転じています。
町の西側を県道久留米基山筑紫野線（旧鳥栖筑紫野有料道路）、東側にはＪＲ鹿児島本線、それに平行して国道３号、さらに町の東側を九州縦貫自動車道、南端を九州横断自動車道が走っており、九州の大動脈として重要な位置を占めています。