メールマガジンバックナンバー第62号~3月末のイベント~平成30年3月19日
印刷用ページを表示する掲載日:2018年3月19日更新
基山町メールマガジン第73号~台風の中での防災~
町長の松田です。
ちょうど、役場の外では、台風の吹き返しの風が音を立てています。台風の中でこそ、防災について考えるチャンスです。
そんな中、現在も、避難所には1家族が退避されています。雨風による災害は、河川氾濫、浸水、倒木、飛散、土砂災害などなど、いろんなものが考えられます。
災害が起こる可能性がある場合、もっとも大事なのは、災害をイメージできるかだと思います。身の回りに潜む災害の可能性に対して、どこまで考えることができるかだと思います。
それは、役場としての町全体であっても、それぞれの部落であっても、また、それぞれの家庭であっても同じだと思います。
ただ、そのイメージのためには、ちゃんとした現状分析と準備、心構えが必要です。危ない地点はどこなのか、援護が必要な家はどこなのか、そして、避難所、装備、備品はどうなっているかの理解なんだと思います。
そして、もっとも重要なのは、いざという時のそれぞれの判断、決断だと思います。首長として、区長として、組合長として、家長としての判断、決断です。公助、共助、自助です。
それらの決断ができにくかったり、できない個別の家や個人に対する支援も大事です。これには、公助、共助、自助に加え、互助が必要になります。
言い方を変えれば、公助、共助、自助の上に、互助が整った町は、災害に対しても強いと言えると考えており、その町を目指したいものです。
明日、風がやめば、東京での防災の研修会に出席する予定です。首長としての心構えに磨きをかけたいと思っています。
考えたくなく、起こってほしくない状況に備えて。
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