Q、101町長への質問(平成28年12月27日受付)
質問状 [PDFファイル/1.05MB]
A、回答(平成29年1月18日回答)
ご質問ありがとうございます。
お問い合わせの件について、次のとおりご回答いたします。
(町長部局への質問)
質問(1)について
各課ごとにはなっておりませんが、「第5次基山町行政改革大綱進捗状況一覧表
(公開ページアドレス:https://www.town.kiyama.lg.jp/dynamic/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=824&sub_id=1&flid=3&dan_id=1 )」において、事業等ごとに取組内容や今後の課題及び対応策等を公表しておりますので、こちらを参照いただき検証をお願いしたいと思います。
質問(2)について
「基山町まち・ひと・しごと創生総合戦略進捗状況(公開ページアドレス:https://www.town.kiyama.lg.jp/dynamic/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=824&sub_id=1&flid=4&dan_id=1 )」において、各課が実施する具体的な施策の取組内容と数値目標、達成率等を公表しております。こちらの資料のうち「(3)子どもを育てたくなるまち基山を目指して」、「(4)安心と安全をベースに新しい協働のまちづくりを実現する」、「(6)高齢者、障がい者(児)にやさしいユニバーサルなまちづくり」が住民サービスの向上に係る項となっておりますので、こちらを参照いただき検証をお願いしたいと思います。
質問(3)について
平成29年3月末及び8年後という単位での目標人口は設定しておりません。
人口の目標数については、平成27年10月に策定しました『基山町人口ビジョン』(公開ページアドレス:https://www.town.kiyama.lg.jp/dynamic/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=824&sub_id=1&flid=5&dan_id=1 )において、対象期間を2040年までとして、5年ごとの人口推計という形でお示しさせていただいております。(推計人口2020年:17,941人2025年:18,009人2030年:17,679人2035年:17,284人2040年:16,962人)
質問(4)について
(1)四つの約束二つ目について
行政の透明性については、徹底した情報公開に加え、行政情報をわかり易く、町民の方々に伝えること。また、町民の皆様方の意見が、役場に正確に入ってくる仕組みをつくり、行政運営に最大限に活かしていくことにより達成できるものと考えています。
現在、この達成のために、
・従来の庁舎内の情報公開コーナーでの行政情報の開示を、確実に行う。
・基山町ホームページを分かりやすく、検索しやすくするため、システムの改修等を行う。
・基山町公式のフェイスブックを開設し、従来と異なる手法の情報発信を行った。
・定例記者会見を実施し、町からの情報発信を強化した。
・町民の代表の方に参加いただいた各種委員会等を開催し、そこでの意見を行政運営に積極的に活用する。
・各区に配置している地域担当職員の活動を強化した。
・説明会、審議会、パブリックコメント等の情報公開、意見の公募手段を着実に実施する。
・基山町メールマガジンの配信を行う。
などの方法を検討、実施しています。これらの実施状況を通じて、透明性についての検証をお願いしたいと思います。
(2)四つの約束三つ目について
「大義を大事にする」については、七つの誓い(政策)を実現するための、四つの約束(行動指針)の1つです。
大義とは、人が踏みおこなうべき最高の道義です。純粋に基山町のことを第一として考え、基山町に尽くすということを大義として、行政運営を判断するうえで最も重要な行動指針とするという意です。
(3)四つの約束四つ目について
オール基山体制の構築とは、すべての住民の皆様方が、町において活躍できる場をつくり、基山町の住人全員に出番がある、1万7千人総活躍の町の構築を目指すものです。
この取り組みの一環として、次の事業等を行っています。
・子育て中の皆様を対象とした就労相談やコミュニケーションの場作りを目指した「ようこそ井戸端会議へ!」プロジェクト
・子育て中の女性が、子育ての間の自由な時間に仕事ができるクラウドソーシング(※)ワーカーとして就業できるよう研修などを行う、「魅力ある空間形成プロジェクト事業」
※クラウドソーシング・・・インターネットを利用して不特定多数の人が企業や個人から仕事を受注すること。
・高齢者の方にご活躍いただく場として、SGKの活動に係る支援
質問(5)について
本町では、秋田県や福井県の学力向上の取り組みとして、下記の5項目のとおり把握しております。
1.校長の組織マネジメントの在り方
○全職員が指導方法等について組織的に実践(秋田)
・授業の展開、板書の仕方、ノートの取らせ方等について共通理解
○校長のマネジメントに対し、全職員が協働した取組(福井)
・授業研究の徹底、わからない生徒に対する丁寧な指導
・生徒に対する学習指導(無回答をさせない)、学習規律(授業中私語をしない、教室の整理整頓など)の徹底
2.学校への信頼を基にした、家庭、地域との密接な関係
○地域に開放された学校(秋田)
・地域住民に対して、1週間の学校開放期間を設けており、全県で30万人が参加
〇家庭学習に対する保護者の協力(福井)
・教師への畏敬の念が残ってあり、宿題が多いにも関わらず家庭学習に対して協力的
3.各種テストの活用によるPDCAサイクルの確立
○県学習状況調査、単元テスト、全校一斉テストの実施(秋田)
・全国調査と県学習状況調査に加え、県作成の単元テストと各学校作成の全校一斉テストを定期的に実施
・全校一斉テストについては、合格するまで再テストを実施
○県学力調査、チャレンジテストの実施(福井)
・全国調査と県学力調査の実施、両調査に対応する活用力の育成を高めるための問題集を県が作成、授業でも活用
・基礎・基本を徹底するため、定期考査前にチャレンジテストを実施、理解ができていない児童生徒に対し、補充指導の実施(放課後、長期休業中)
4.宿題と家庭学習の学習習慣の確立
○「一人勉強」ノートの取組(秋田)
・児童生徒は、授業内容の復習、テストの見直しなど、児童生徒が自分で考えたテーマで1日1ページ以上ノートを作成し、担任に提出
〇学年からの宿題と教科からの宿題(福井)
・学年からの共通の宿題(国語・英語・数学)に加えて、5教科20分程度の宿題が毎日出され、ほぼ100%が提出
5.教師の学習指導時間の確保
○所属校での研修(秋田)
・ 教科指導に卓越した「教育専門監」を各学校に派遣、授業改善を支援
○学校集団、教員集団を育てる研修(福井)
・ 授業での指導法改善を研究する「コア・ティーチャー」を配置(全小中学校への半数への配置をめざす)
議会及び議員への質問については、議会から次のとおりの回答がありました。
なお、WEB町長室で議会に対しての質問をお受けした場合は、従来どおりWEB町長室をとおして回答させていただきます。
(議会及び議員個人への質問)
質問(1)について
議会と語ろう会については、開催前に全議員で多くの方が参加していただくよう開催方法を協議しながら開催していますが、質問の内容についても今後の検討課題としていきたいと思います。
質問(2)について
各議員の公約については、議会としては回答できませんので、各議員に訊ねていただきますようお願いいたします。なお、議員の連絡先は基山町のホームページか議会事務局に設置しています議会の概要でお知らせしています。
質問(3)について
多くの方が傍聴に来ていただくように、今後も広報を行っていきたいと考えています。なお、議会傍聴者数は次の議会傍聴者一覧のとおりでございます。
質問(4)について
議会の役目としては、町の政策に対して質問、質疑、修正等を通して最終的に政策を決定すること、また、議会が決定した政策を行うための行財政の運営等を監視することがあります。
質問(5)について
議員定数と議員報酬を考える場合は、住民の方との議論も含め議会運営において大切な事と思っております。このことは、今後の検討課題として協議してまいります。
質問(6)について
基山町議会としては、直接質問出来るシステムの導入計画は今のところありませんが、議会に対する質問は議会事務局でお受けし、質問者への回答をいたします。
なお、議会への直接質問出来るシステムを実施している議会があるかについては、近隣の町にはありませんでした。