町長の松田です。春の町長メッセージです。
現在、基山町は、5年度連続、人口増加が続いています。また、各種の税金収入、いわゆる税収も、コロナ下の令和3年度に、過去最高を記録して以来、4年度連続で過去最高を更新しています。更に、町財政を債務から基金を差し引いた金額でみても、ここ20年の中で、最も堅調な状態にあります。
そこで、これからの政策の方向性としては、次の三つの柱を基本にして、町政運営を進めていきたいと考えています。
1つ目の柱は、人口をはじめ、最近好調なマクロ的な数字の勢いを、これまで以上に加速させていくことです。いわば、ダイナミック基山町です。
そのためには、移住定住策、子育て支援策、高齢者支援策、多世代共創策、健康増進策、企業誘致策、産業振興策、インフラ整備策等の施策を、バランス良く推進していくことが必要です。
2つ目の柱は、できるだけ多くの町民の皆様方に、身近な幸せやホッコリする感覚を味わって頂くことです。具体的には、防犯街灯、防犯カメラ、道路白線、植栽管理、カーブミラー、交通安全施設等のように、幸福感を実感できるようなものを積極的に整備していきます。
その際、住民の皆さんからのご要望やご意見などの声をきくとともに、より素早く対応するために、区長さん、代理さん、各種委員さん等との連携を更に強化して参ります。
3つ目、最後の柱は、町民の基山町への想いや誇りを明確化するとともに、町外の皆さん方にも、基山町に対する関心や憧れを醸成して、基山町へのシンパシーを高める、いわゆる、「kiyamaプライド」を醸成、形成していくことを目指します。
具体的には、本町に存在する、基山(きざん)、大興善寺、図書館等に対する想いや誇り、そして、愛を基山町民の中で明確化すると同時に、町外の方々に基山町に対するご理解や基山町を応援して頂く気持ちを持って頂いたり、そのための行動を起こして頂けるように努めていきます。
以上、3つの柱を、同時並行的に、バランス良く実施、実現していくことが肝要で、令和7年度の具体的な施策は、以下の施政運営方針にまとめていますので、ご参照下さい。
https://www.town.kiyama.lg.jp/tyoutyou/kiji0035740/