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町長メッセージ 平成28年2月20日

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町長メッセージ平成28年2月20日

印刷用ページを表示する掲載日:2016年2月20日更新

町長メッセージ

~就任のご挨拶~

 この度、基山町長に就任しました、松田一也です。どうぞよろしくお願いいたします。無投票当選ということもあり、その分、今後の町政の進め方について、できるだけの多くの情報を公開して、町民の皆様方からも、できるだけ多くのご意見を頂きたいと思っています。このホームページ上のご挨拶も、四半期ごとに更新させて頂く予定です。

 各種の更新情報は、随時、この基山町のホームページや「広報きやま」においてご紹介していきますが、日々の情報については、以下の基山町フェイスブックページにも掲載していきます。こちらのページは、フェイスブックのアカウントをお持ちでない方でもご覧いただけます。是非、ご活用下されば幸いです。

基山町公式Facebookページ (※閲覧にはセキュリティチェックを実施する場合があります。セキュリティチェックとは

なお、フェイスブックのアカウントをお持ちの方は、松田一也個人のフェイスブックページも、ご笑覧頂ければ幸いです。

松田一也Facebookページ

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また、町政へのご意見、ご提案等がございましたら、いつでも、以下のシステムを活用してご投稿頂ければ、内容を検討して、出来るだけ早くご回答致します。もちろん、直接、町長室をご訪問頂くことも大歓迎です。

Web町長室(ご意見・ご提案を募集します)


 

それでは、初回は、基山町長松田一也のマニフェスト(基山町民の皆様方に対する声明)です。私のマニフェストを一言で表せば、『基山町の歴史と自然を守りつつ、人口増に挑戦します!!』となります。その内容は、以下の三つからなります。

 

・二つの基本的な考え方(コンセプト)

・七つの誓い(政策)

・四つの約束(行動指針)

 

それでは、二つの基本的な考え方からです。

・二つの基本的な考え方(コンセプト)

 一つ目は、「おかえりの町、基山」です。「おかえり」には三つの意味があります。

まず、第一の意味です。基山町は、博多や久留米などへの通勤者が多く、優良なベットタウンです。この通勤者が心地よく基山のマイホームへ帰り、最良のアフターファイブや週末を迎え、エンジョイして、翌日や次週の仕事に備えることができるのが、「おかえりの町」です。

次に、第二の意味です。いろいろな理由で、一旦は、基山を離れた若者の皆さんなどが、その能力を十分に発揮するために、故郷・基山に戻る、「おかえりの町」です。本人だけではなく、その子や孫、そして、血縁者の場合も考えられます。

最後に、第三の意味です。基山から発っせられるエネルギーに誘導されるように、基山に縁もゆかりがない方々が、基山を訪れ、基山を第二の故郷として定住する、「おかえりの町」です。以上、三つの「おかえりの町、基山」を目指していきます。

もう一つの基本的な考え方は、「町民、事業者、行政が三位一体で取り組む基山のまちづくり」です。

既に、基山町で進められている、町民と行政の協働のまちづくりや、他の自治体で例がある事業者と行政による中小企業振興基本条例などがありますが、私が目指していきたいのは、町民と事業者、そして、行政による三位一体の取り組みです。

先日の積雪の際の対応などは、まさに、三位一体で取り組むべき課題です。それ以外でも、今後、高齢化が一段と進む社会においては、三者の協働の取組により、解決しなければいけない地域課題が多くなると容易に想像されます。今後は、ローカル発注やボランティア活動などを推進していきながら、この三位一体の取り組みに、全国に先駆けて、チャレンジしていきたいと思っています。

これらの二つの考え方に基づき、以下の七つの政策を実行していきます。

・七つの誓い(政策)

■子どもを育てたくなるまち基山町を目指します

子育て世代の皆様方から、基山町を選らんで頂けるように、ハードとソフトの両面から、子育て支援施策を推進していきます。

まずは、住宅です。若者専用住宅の整備や、既存空家のリノベーション(改修)の支援を進めていきます。ハードな施策にあわせて、ソフトな子育て支援施策も積極的に推進していきます。具体的には、保育の充実、放課後児童クラブ、障がい児のフォローをもとより、児童の医療費や各種の優遇施策等に取り組んでいきます。また、それらの施策を積極的にアピール、周知徹底をおこなっていきます。 

■基山町を通過点から、交流拠点にします

交通の要所であり、利便性をもつ基山は、これまで、単なる通過地点となりがちでしたが、今後は、高速道路の基山パーキングの「基山ふるさと名物市場」における基山の産品の直売や基山情報の提供、観光農園や農園レストランなどの農業や観光の新たな方向性により、基山への滞在時間を増やしていきます。

その際、神社仏閣、新図書館をはじめとした基山の地域資源を最大限に活用した、新たなストーリーづくりにも取り組みます。

■自然と歴史・文化・スポーツを活かしたまちづくりを推進します

基山町には、基山(きざん)、秋光川などの自然、基肄城や荒穂神社、大興善寺などの歴史・文化施設、少年野球や少年柔道、ママさんバレーをはじめとした多彩なスポーツ活動があります。

今後は、これらのソフトな地域資源を最大限に活かしたまちづくりを行います。手法としては、各種の大会を誘致しつつ、イベントとしての交流人口の増加から定住誘導や、住民の皆さんの健康づくり、地域の絆づくりを通じたまちづくりを推進していきます。

■高齢者・障がい者等にやさしいまちづくりを行います

高齢者、障がい者をはじめ全ての住民にとって暮らしやすい、物心両面からのユニバーサルデザインによるまちづくりに取り組みます。特に、高齢者対策としては、医療・介護予防の充実はもとより、買い物弱者対策としての町内移住の推進や高齢者が活躍できる場や気軽に集える場の確保を図ります。また、障がい者(児)対策については、早期発見、早期治療及び支援等を推進します。

 
■基山町における新たな産業・雇用を創出します

関係機関との連携を強化して地域に根ざした未来を担う企業の誘致をすすめるとともに、本町の既存の工業・商業の高度化による雇用機会の確保・拡充や、新規創業につながる施策を充実していきます。

また、周辺自治体や大学等との連携を図りながら、通学・通勤ができるよう周辺大学等への進学や周辺企業への就職を促進し、地元就職率の向上や新たな雇用創出に取り組みます。

■基山町における農業、観光の新たな道を切り開きます

観光農園や農園レストランなどの六次産業化やエミューをはじめとした各種食品加工の促進、未利用資源の活用などにつとめます。

また、インバウンドを注目した観光、観光名所の連携による広域観光の推進や、契山やキングダムなどの話題性の創出により、基山町の地の利を活かした方向性を模索します。

■安心と安全をベースに新しい協働のまちづくりを実現します

自然災害の少ない地域であり、県内有数の消防団組織を有する基山町を、地域パトロールの充実や防犯カメラの設置等に取り組むことにより、更なる安心安全なまちにしていきます。あわせて、町民、行政、事業所の連携を進め、協働のまちづくりの新しい地域モデルの構築を目指します。

七つの誓いの詳細は、昨年10月に、基山町が策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」をご覧頂ければ、わかり易いと思います。

 

「基山町まち・ひと・しごと創生総合戦略」 新しいウィンドウで

 

上記の七つの政策を実現するために、四つの約束(行動指針)により、臨みます。

 

・四つの約束

■一つ目は、行政運営のスピード感です。行政運営に関して、スピード感をもって行っていきます。住民の皆様方のニーズに対応して、「すぐやる、まずやる」を大事にします。

 

■二つ目は、行政の透明性です。徹底した情報公開に加え、行政情報をわかり易く、住民の方々に伝えます。また、逆に、住民の皆様方の意見が、役場に正確に入ってくる仕組みをつくり、行政運営に最大限に活かしていきます。

 

■三つ目は、基山に対する大義を大事にします。大義とは、人が踏みおこなうべき最高の道義です。すなわち、行政運営の判断にあたっては、純粋に基山町のことを第一として考え、基山町に対して尽くすべき道を大切にします。

 

■最後の四つ目は、オール基山体制の構築です。すべての住民の皆様方が、町において活躍できる場をつくり、基山町の住人全員に出番がある、1万7千人総活躍の町です。そして、人口増を達成して、1万8千人総活躍社会、2万人総活躍時代を目指します。

 

最後になりましたが、いろんな意味で、また、シンプルに、「おはようございます」、「さようなら」、「ありがとう」、「ただいま」、「おかえり」等の挨拶を大事にしていきたいと思っています。まずは、私自身がそこから始めたいと思っています。最後までお目を通し頂き、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。基山町内外の皆様方と一緒に、基山町を盛り上げていくことができれば幸せです。

 

平成28年2月20日

基山町長松田一也

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