WEB町長室 Q356 特殊詐欺を防止する緊急連絡網の整備(令和8年7月13日)
基山町内の自治会内の緊急連絡網整備について提言させていただきます。
数年前より基山町内の自治会では個人情報保護の観点から、電話番号が載った紙の連絡網を廃止しましたが、一斉清掃や各種イベントの中止や変更、ご近所のご不幸など連絡が周知できず下記のような困り事が発生しております。
自治会で実際に起こった「困った例」
* 清掃が雨天中止になったことが伝わらず、多くの人が集まってしまった。
* 世帯の高齢化が進みご不幸の機会が増えているが不幸があった際に周りに伝わらず一般葬にもかかわらず後で知って気まずい関係となった。
* 電話網がないため前夜に決定されたイベント中止を組合長が戸別訪問するも留守等で周知できず何度も足を運ぶ事になった。
* 結局電話での緊急連絡網に戻る組合(区内組合長宛の緊急連絡網を含む)が発生しており特殊詐欺対策に逆行している。
🔳このため、自組合では今年度組合長を任された事によりLINEの公式アカウントでの緊急連絡網を希望者で作成し結果的にほぼ全件参加いただけ6月の一斉清掃でも前夜に周知でき好評いただきました。(希望されない方には組合長より個別の電話連絡を選択いただく事で合意いただきました)
区の運営会に参加して他の困っている多くの組合長の意見を聞いて、おそらく基山町全体の組合で同様のお困り事がある可能性があるため、出来るだけリスクのある電話番号での連絡網に戻らないよう特殊詐欺対策も兼ねて緊急連絡網の案をご検討いただければと思い提言させていただきます。
🔳私からはLINE公式アカウントでの運用がいいかと思います。
特にLINE公式アカウントは、住民同士に連絡先が公開されないため、自治会で導入しやすい方法の一つと思います。
必要があれば準備した回覧用の組合員への連絡網作成案内文や運用中の画面イメージ(確認ボタン、転居や相談メニュー)などを参考情報として共有させていただきます。
🔳すでにより良い運用されている組合もあるかと思いますので、アイデアを収集いただき了承いただければ展開いただき各組合の事情に合った形でリスクなく安心安全な緊急連絡網を作れれば安全な町づくりができるのではと願っております。
A.回答(令和8年9月8日)
自治会における緊急連絡体制につきまして、ご自身の自治会での実践を踏まえた大変貴重なご提案をいただき、誠にありがとうございます。
また、個人情報保護への配慮と、地域の皆様へ迅速に情報を届けることの両立を図るため、LINE公式アカウントを活用した仕組みを構築され多くの方にご参加いただくなど、実際に成果をあげられていることに敬意を表します。
ご指摘のとおり、近年は個人情報保護の観点から電話番号を記載した紙の連絡網を廃止する自治会が増える一方で、急な行事の中止や変更、ご不幸などの緊急連絡が十分に行き届かないといった課題が生じていることについては、町としても地域活動を進める上で大切な課題の一つであると認識しております。
今回ご提案いただいたLINE公式アカウントを活用した情報発信は、電話番号などの個人情報を住民同士で共有することなく、一斉に必要な情報を届けることができる有効な手段の一つであると考えております。
既に、その方式を活用して、新たな連絡網を構築した例も多く、そのような成功例の紹介は重要でありますし、スマホを使いこなせないメンバーや地域があれば、役場の方でサポートすることも一案だと思います。もちろん、スマートフォンやLINEを利用されていない方への電話連絡などの他手法についても、それぞれの地域の実情に応じて組み合わせ、誰一人取り残さない情報共有の仕組みづくりが重要であると考えております。
いただいたご提案につきましては、実際の運用事例として区長会などで意見交換するとともに、各自治会がそれぞれの実情に応じて活用できる情報共有の方法について、参考となる事例の収集や情報提供に努めてまいります。
このたびは、地域をより良くしたいという思いから、具体的な実践例とともにご提案をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。
今後とも、お気づきの点やご提案がございましたら、ぜひお聞かせいただけますと幸いです。