WEB町長室 Q337 交通体系の見直し(案)に関する意見募集にあたり過去の実証実験や議会答弁に関連した質問(令和8年4月10日)
基山町では近年、バスやデマンドタクシーの実証実験を実施してきました。
今回、その実証実験の結果を受けコミュニティバス1台+デマンドタクシー2台という交通体系の見直し(案)が基山町より提示されました。
この案では、中山間地及び国道3号線より東の住民にとっては事実上のコミュニティバスの廃止となっております。
過去の実証実験について質問させていただきます。
令和4年1月にスマートモビリティチャレンジと題し乗車体験イベントを実施しました。
内容はけやき台の住民のみオンデマンド交通、30分間隔のけやき通りシャトルバスと一部地域の住民に特化した実証実験でした。
さらにこのイベントでは20回以上乗車された方や実利用者500名達成した場合に商品券やクオカードをプレゼントと無料の乗車体験に参加した一部地域の住民のみに恩恵のあるものでした。
また、令和6年9月~11月にかけて予約制乗り合い型タクシー及び基山駅と基山町役場を運行するシャトルバスの実証実験がありました。
まず令和4年の実証実験について
質問1 なぜ、けやき台の住民に特化した実験を実施したのですか?
質問2 無料で乗車できるうえに総勢120名に最大5000円の商品券と少なくない額の参加特典がありましたがそのような状況で正確なデータは取れましたか?
質問3 事実上、町内の一部地域の住民のみに参加特典がある実証実験は税金の使い道として適切ですか?
令和6年の実証実験について
質問4 「あなたの体験が町の未来を変える」と銘打った実証実験でしたが基山駅から役場間を9時~15時の間に15分間隔で運行することが基山町の未来のために最適なルートなのですか?
基山町デマンド交通および通学バス利活用実証実験運行事業の資料によると一般住民を対象とし東明館高校のスクールバスを「定時定路線バス」として活用し、利便性や輸送効率性について検証するとあります。
この期間は国スポ・全障スポの開催期間にあたります。
令和6年6月の基山町地域公共交通活性化協議会の冒頭の挨拶で松田町長より国スポ・全障スポの期間に専用バスが運行しますとの発言がありました。
基山町の未来の交通のための実証実験が短期的イベントの国スポ・全障スポの期間に実施されています。
質問5 基山町の未来のための実証実験と国スポ・全障スポを混同した地域公共交通活性化協議会会長の松田町長の責任はありますか?
質問6 この時期に東明館の通学バスがバス会社のバスから自前のバスに変更になっています。
バス購入にあたり補助金等はでていますか?出ている場合金額はいくらですか?
両方の実証実験を踏まえて
質問7 実証実験では今回コミュニティバスが廃止となる地域に関してバスの実証実験が実施されていません。
今回1台になるルートを試してみる、2号車のルートを変えてみる、大興善寺の観光シーズンに運行してみる等、実験をする機会はあったと思いますがけやき台に特化した実験、国スポ・全障スポ期間の基山駅~役場間の実験のみで今回、国道3号線より東及び中山間地が廃止になる結論に至った経緯をお示しください。
3月議会での松田町長の発言について
6日の大山議員の一般質問の際に、松田町長より「まず、1号車と2号車があって、1号車だけが残って、1台になるというのは正しくないのでそれは払拭していただいて」https://youtu.be/Qz9c8xSPB5A?si=qLC9YDukuxzRwuwN(53分9秒~)また、13日の予算特別委員会(3)において中村議員の提案に対して「まず、なんとなく1号車だけ残って、けやき台が残って他の所が残らないという考えは間違っていると申し上げます。~1号車を残して2号車をなくしたというのは違う」https://youtu.be/qY00FhpVw5s?si=ErbHUMz8yDqf0E59(13分23秒~)と答弁されています。
コミバスが廃止される地域の方々が不便になることについての質問や提案ですが、町長の答弁はけやき台優遇ではないという説明に終始していて廃止になる地域の住民に対して寄り添っていない答弁、態度と感じました。
質問8 1号車か2号車かの問題ではなく、コミバスが廃止される地域の住民が困るとの主旨のやりとりで1号車か2号車かの議論に終始した松田町長の答弁が適切であったかお答えください。
コンサルタント会社について
質問9 実証実験は毎回同じ事業者が携わっていましたが契約は随意契約ですか?入札ですか?また各回事業費はいくらですか?
質問10 実証実験のバスのルート設定はコンサルタント会社の意向ですか?町の意向ですか?
以上宜しくお願い致します。
A.回答(令和8年5月1日)
質問1 なぜ、けやき台の住民に特化した実験を実施したのですか?
質問2 無料で乗車できるうえに総勢120名に最大5000円の商品券と少なくない額の参加特典がありましたがそのような状況で正確なデータは取れましたか?
質問3 事実上、町内の一部地域の住民のみに参加特典がある実証実験は税金の使い道として適切ですか?
【回答】
ご質問頂いた内容は、株式会社 福山コンサルタントが基山町を実証実験の場所として選定し、令和4年1月8日から2月4日まで事業を実施したものですので、上記の質問について特にコメントすることはございません。
質問4 「あなたの体験が町の未来を変える」と銘打った実証実験でしたが基山駅から役場間を9時~15時の間に15分間隔で運行することが基山町の未来のために最適なルートなのですか?
【回答】
実証実験は、新しいサービス等を本格導入する前に、実際の環境下で試行し、その効果、実用性、課題を検証する取り組みです。実証実験において、上記運行ルートの効果・実効性を検証しました。
質問5 基山町の未来のための実証実験と国スポ・全障スポを混同した地域公共交通活性化協議会会長の松田町長の責任はありますか?
【回答】
国スポ・全障スポの専用バスは選手や関係者、観覧者のための移動手段として運行しました。また、定時定路線のバスについては、実証実験の期間中、基山駅から庁舎・町民会館・保健センター間での利用について検証しました。国スポ・全障スポの期間と実証実験の期間が重なっておりましたが、目的が異なっており、特に問題と考えておりません。
質問6 この時期に東明館の通学バスがバス会社のバスから自前のバスに変更になっています。バス購入にあたり補助金等はでていますか?出ている場合金額はいくらですか?
【回答】
バス購入費用を東明館学園へ補助をしております。金額は「3,518千円」です。
質問7 実証実験では今回コミュニティバスが廃止となる地域に関してバスの実証実験が実施されていません。今回1台になるルートを試してみる、2号車のルートを変えてみる、大興善寺の観光シーズンに運行してみる等、実験をする機会はあったと思いますがけやき台に特化した実験、国スポ・全障スポ期間の基山駅~役場間の実験のみで今回、国道3号線より東及び中山間地が廃止になる結論に至った経緯をお示しください。
【回答】
これまでの実証実験において、デマンド交通の利用需要や必要性の見極めを行ってきました。 今回、交通体系見直しの見直し案については、自由度の高いデマンド車両を2台追加し、コミュニティバスを利用の多いバス停や、高速バスのバス停・鉄道駅を巡回し、輸送力を高める路線として1台に集約した形で原案を作成しております。説明会でご説明させていただいたとおり、交通体系見直しの見直し案は、原案であり決定事項ではございません。今後の交通体系の見直しについては、各区での説明会やパブリックコメントにおける意見を見直し案に反映したいと考えております。
質問8 1号車か2号車かの問題ではなく、コミバスが廃止される地域の住民が困るとの主旨のやりとりで1号車か2号車かの議論に終始した松田町長の答弁が適切であったかお答えください。
【回答】
私の答弁の趣旨は、1号車だけ残して、2号車を廃止するのではなく、各地区を回り意見交換を重ね、一つのバスでできるだけ多くの所をルートにできるよう、見直しを進めていくというものです。
質問9 実証実験は毎回同じ事業者が携わっていましたが契約は随意契約ですか?入札ですか?また各回事業費はいくらですか?
【回答】
令和6年度と令和7年度に契約しており、基山町での実証事業(令和3年度経済産業省補助事業)の実績や基山町地域公共交通計画策定など、町の交通状況に精通しているため随意契約を締結しています。委託料については、令和6年度が9,214,088円、令和7年度は11,399,622円です。
質問10 実証実験のバスのルート設定はコンサルタント会社の意向ですか?町の意向ですか?
【回答】
バスルートの設定は、町が設定しました。
今後とも、ご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。