Q.243 スクールバス応援プロジェクト
こんにちは。
町長のお話でスクールバスの委託をした場合
維持費として年間500万円必要だとご回答頂きました。
例えば令和6年1月末現在の基山町の人口及び世帯数で町民の負担を考えた場合
一人当たり→年間284.7円(月→23.725円)
1世帯当たり→年間670.4円(月→55.9円)
となります。
国の補助及び町の予算等を入れると
町民の負担額は上記より少なくなると思います。
どちらにしても町民の負担は発生すると思いますが
児童の安心安全な通学を考えた場合
「スクールバス応援プロジェクト」として立ち上げて頂き
保護者及び町民に伝えて頂けないでしょうか。
みなさんいろんなご意見があると思います。
私は一町民として年金のなかから寄附をしてもいいと思ってます。
基山町の企業様にも主旨をご説明すれば寄附を頂ける企業様があると思うのですが。
とにかく今後の基山町を考えた場合
若い方が学校から遠方でも住みたくなる町にして頂けないでしょうか。
このままだと高齢者ばかりの基山町になるのではと危惧しています。
町長のお力で若くて活気のある基山町にして頂けないでしょうか。
A.回答(令和6年3月19日)
まずは、2月21日に実施した「遠距離通学児童の通学に関する協議」にご参加いただきありがとうございました。
町では昨年10月から教育委員会において、遠距離通学の児童を対象にコミュニティバスの利用を認める制度を導入しました。(2km以上を自己負担、3km以上を全額補助)
しかし、第2区では朝のコミュニティバス運行時刻が少し早すぎたり、第4区では逆に遅くて利用できなかったり、また第7区ではちょうどいい時間ではあるものの普段はあまり利用されていなかったりしております。
コミュニティバスの活用のみでは、すべての方が満足できるような制度にすることは難しいことについて、改めて認識をしたところです。
今後、遠距離通学の児童に対して、どのような支援の方法があるかを担当である教育委員会が中心となって、幅広く協議していく予定です。
具体的には、学校長、教職員、地域の見守りの方々やPTA執行部や各小学校の学校運営協議会、通学区域審議会の場などで協議していただいたりしながら、幅広く意見を聞く予定ですし、保護者アンケート等も行って検討していきたいと考えております。
もしスクールバスを運行するとしても、台数や、ルート、運行時刻、保護者負担額をどうするかなど、解決すべき課題は山積している状況です。
まずは、基山町におけるスクールバスの必要性を含め、慎重に検討していきたいと考えております。スクールバスの導入ありきのプロジェクトの設置ではなく、幅広く遠距離通学児童への支援方法について多くの方から意見聴取を行いたいと考えております。
一方で、10月から導入した制度の改良でカバーできるところがないかについて検討し、コミュニティバスの運行時間が学校始業に間に合わない第4区の3km以上の遠距離通学児童への支援や自家用車による通学許可証の発行については、早期に実現できるよう努力したいと考えております。
なお、スクールバスバス導入の国庫補助については、本町では該当しない、へき地や学校の統廃合による地区が対象となっています。
今後、通学支援については課題が多いため、優先すべき事項から早期に検討を行うことにしています。
今回お問い合わせメールへのご回答が遅れてしまったことをお詫び申し上ます。