WEB町長室Q、105総合公園について(平成30年1月29日受付)
印刷用ページを表示する掲載日:2018年2月21日更新
Q、213 まちづくりについて私が提案する二、三の事柄 vol.2
松田町長さま
日々基山町の発展のためにご尽力されてご苦労様です。
今回は文化遺産・歴史遺産・観光資源以外での基山町のまちづくりについて幾つか提案をさせていただきます。
1,「きーのコミュニティ放送局」の開局でニッチな情報を気軽にタイムリーに
役場ロビーやモール商店街に放送局を常設し、広報よりもタイムリーでニッチな町内のニュースや話題を(1)FM放送によるラジオ配信(2)Youtubeによるライブ動画配信をおこなう。他にも、例えばジモティー的情報の「ちょっと手伝ってください」「中古品欲しいです・譲ります」「メンバー募集」などをパーソナリティや当事者がちょっと立ち寄ってアピールできるぐらい気軽な感じのスポットとして。
2,「のーぎょう・げーじゅつ・そしてアイティーは」の看板で移住者を増やす
基山ワンダー移住で、農業・子育て・アクセス・コンパクトなどの良さを謳ってあるのに加えて、各種芸術家(アーティスト)や移住先職種として人気のあるITビジネス(ITスタートアップ起業)などへアピールできるような、しごと環境づくり(アーティストには創作のためのアトリエ、工房、スタジオなどがある集合長屋)、(ITビジネスには通信インフラや社内インフラが整備された雑居ビル)を行う。
3,「きーのおもいで絵巻」
町民に呼びかけて、きやまの懐かしい風景や昔の暮らしなどの、(1)集まった写真をアーカイブ化、(2)図画を描いてもらいコンテスト(町長賞、原泰久賞、観客賞などの各種賞を用意)などを行う。
以上、思いつきですが、よろしくお願いいたします。
A、回答(令和5年6月27日)
【回答】
ご意見いただき、ありがとうございます。
いただいたご意見について、以下のとおり回答させていただきます。
1.「きーのコミュニティ放送局」の開局について
役場ロビーやモール商店街に放送局を常設することについては、現在のところ考えてはおりませんが、今年度のシティプロモーション事業として、この度ご提案いただいたようなメディアを活用した情報発信を行う予定です。
2,「のーぎょう・げーじゅつ・そしてアイティーは」の看板で移住者を増やす
本町では、地域のビジネスコミュニティの創造と会員相互の協働を目的とする施設として、基山モール商店街内にコワーキングスペース「ぼたんや」を運営しています。
この施設は、町外からの移住人材の活用である地域おこし協力隊等事業の一環で、インターネット環境のほか一定の仕事環境を整えています。
また、ここでは起業準備への各種セミナーや民間団体による専門スキル講座などが行われています。
アーティスト等へのアプローチについて、ご提案いただきありがとうございました。今後の事業運営の参考にさせていただきます。
3.「きーのおもいで絵巻」について
ご意見をいただき、ありがとうございます。
きやまの懐かしい風景や昔の暮らしなどの写真は、大変貴重な資料であるため、アーカイブ化して、データの蓄積を図っていく必要があると思います。現在、教育学習課では、町民の方に基山山頂にある天智天皇欽業之碑など90年前に建てられた基肄城跡顕彰建造物の古写真を持っていないか呼びかけを行っています。また、まちづくり課では、芸術文化の振興や町の新たな魅力発見を目的として「きやまの魅力フォトコンテスト」を開催しています。第6回目となる今回は『きざん』をテーマにデジタル写真の募集を行っています。そこで集まった写真はアーカイブ化していきます。
図画を描いてもらうコンテストについては、基肄城や基山に関する「基肄城絵はがきコンクール」を開催しています。今年度は小中学校の部に加え、成人の部を新たに設けるなど町民に広く呼びかけを行っており、基肄城や基山に関心を持っていただいています。今回ご提案いただいた内容や町長賞などの各種賞も今後、検討します。