新年あけましておめでとうございます。
昨年は、東明館高等学校の甲子園出場という明るい話題があったものの、それ以外は、コロナに始まり、コロナで終わったような一年でしたが、民間企業の調査により、「住民満足度」と「住み続けたい街」の二つの項目において、基山町が、佐賀県の20自治体の中で一位の評価となりました。これらの評価が継続するよう、また、他の項目での評価が高まるように努力していきます。
この令和4年は、コロナとの共存、ポストコロナという環境の中で、適切な状況判断と微妙なバランス調整が必要とされる年になると考えております。そして、基山町のこどもからお年寄りまで、全ての町民の皆様方が、様々な不安を解消し、幸せいっぱいの気分になれ、いつまでも住み続けたいと思える町となるように、前向きで、積極的な行政運営に取り組んで参ります。
そのためには、まず、コロナによって変貌した社会構造に対応し、単にコロナ前に戻すだけではなく、産業振興や観光、地域の魅力度アップに対して新しい方向性が出せるように、斬新な取り組みにチャレンジしていきます。
次に、教育、人材育成について、その重要性を再認識して、現在実施中のこどもの医療費助成等の既存事業の更なる充実と見直しを行うとともに、新規に取り組むべき事業の検討を行って参ります。
また、脱炭素社会の構築に向けて、再生可能エネルギーの導入や廃棄物の減量化等の環境負荷軽減等の取り組みを、積極的に事業展開していきます。
これらの三つの取り組みに加え、防災、防犯、交通安全等の安心と安全を守る様々な取り組みにより、基山町民の皆様方がずっと「基山町を幸せで、住み続けたい町」と思って頂けるように、その進捗と成果を「見える化」していきながら、基山町の将来像のアウトラインを描いて参りますので、よろしくお願いいたします。