Q.41けやき台の街路樹伐採と景観について(平成22年9月9日受付)
印刷用ページを表示する掲載日:2011年3月1日更新
Q.41けやき台の街路樹伐採と景観について(平成22年9月9日受付)
9月8日、突然けやき台のケヤキが伐採され幹だけの丸裸状態になっている事に気がつきました。けやき台のまちの景観が一変し、暑い日ざしを遮る木陰がなくなりました。これは、非常に残念な景観財産価値の低下と感じています。
そこで7つの質問をさせていただきます。
(質問1)
けやき台の外周道路沿いのケヤキ(街路樹)が幹だけ残して、ほとんどの枝が幹付近から伐採され、所謂「丸裸」状態にしなければならない事由を教えてください。
(質問2)
けやき台の街路樹の伐採が、発案され、計画、実施に至ったプロセスを時系列に分かりやすく教えてください。
(質問3)
伐採され丸裸になったケヤキが枯れた場合、どのような対策を考えているのか教えてください。
(質問4)
基山町のまちの景観にあり方ついて、基山町の基本方針を教えてください。
(質問5)
今回の街路樹の伐採については、けやき台の景観が大きく変わります。けやき台住民との事前会議又は、事前説明は行われたのでしょうか。
(質問6)
けやき台造成計画の段階からケヤキを街路樹にすることが分かっていたと考えています。ケヤキは、落葉高木樹です。成長すれば架空線に影響することは、分かっていたはずです。また、秋になると落葉することも分かっていたはずです。都市計画や都市景観のプロでなくても、誰でも分かることです。何故、維持管理に大きな経費が必要な落葉高木樹を街路樹としたのでしょうか。
(質問7)
今回のけやき台の街路樹の伐採作業を行っている業者は、9月9日午前中に確認した段階では、交通整理および交通管理を行う作業員がいません。約50mに渡って町道を道路占用して作業する以上、こうした交通安全要員が必要かと考えますがいかがでしょうか。
以上、よろしくお願いします。
A.41(平成22年9月22日回答)
(質問1)
けやきの伐採については、伸びた枝葉が電線にかかっており、茂りすぎているとの住民からのご指摘がありましたので実施しました。少し切り過ぎの感はいたします。
(質問2)
住民からのご指摘を受け、担当課で協議し業者へ指示して伐採しました。
(質問3)
伐採では、枯れないような後処理をしています。
(質問4)
特に景観に対する基本方針として定めたものはありませんが、第4次基山町総合計画の第5章第3節の「落ち着きと豊かさを感じる街なみづくり」の現況と課題として「今後は、街路樹をはじめ緑豊かな街並みの形成と身近な憩いの空間整備を通じてうるおいある空間づくりが求められています。さらに、美しい郷土景観の形成に向けて、住民と企業、行政が一体となって、町内外に誇れる景観づくりを進めていく必要があります。」としています。
(質問5)
維持管理については、町の判断により実施していますので、事前説明等は、行っておりません。
(質問6)
けやき台の開発については、事業申請がおこなわれた昭和61年から協議が行なわれています。
道路については、町、開発業者、警察で協議をし、街路樹については、垂直方向にのびて、高さ4m、幹周18cm、枝張1.5m以内の樹木の中から選ばれ、町の中心幹線である白坂久保田線がけやきの木であることから、けやきの木が植えられました。
(質問7)
安全対策については、十分に留意すべきであり、今後は、業者への指導を徹底したいと思います。