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WEB町長室 Q、85 町長(行政)へのWEB室に質問をさせて頂きます。(平成27年3月23日受付)

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WEB町長室Q、85町長(行政)へのWEB室に質問をさせて頂きます。(平成27年3月23日受付)

印刷用ページを表示する掲載日:2015年4月15日更新

Q、85町長(行政)へのWEB室に質問をさせて頂きます。(平成27年3月23日受付)

今回、昨年4月より新副町長が就任されていますので、前回、同様自己紹介させて頂き質問に入ります。

新副町長には就任されて数回面談させて頂いております。就任前、新聞紙面で町長の要請内容が掲載されていましたので、人口減対策で要請就任されたと確認済みにつき、基山町は合併しないで単独で人口増、行政サービスの向上を目指す方針と認識して居ります。

私は、合併派でも反対派でも有りません。但し、将来、基山町民、住民への行政サービスが低下しないで継続を望んで居る住民の一人で有ります。

京都の実家以外では、鳥栖市と基山町は両地域とも長く家族として家を建設して住んで居りましたので、ふるさと感覚で御座います。

現在、検討中の総合計画について、10年後の人口数を18,000人と決定されて居りますので、数値目標になります。

従いまして、町長職は副町長職と共に単独行政を選択されましたので、今後、我々町民、住民に分かり易く計画提示する責務も有ると認識して居ります。

私が経験した民間企業では、幾ら立派な目標でも達成できなくては評価されませんでした。私が民間企業で経験した失敗、成功行動を対比して質問の内容にも参考とさせて頂いて居ります。

私は、京都、宮津市(日本三景の一つ天の橋立公園が有る)で高校迄過ごして大阪の学校で寮生活を送り卒業後、入社時は二部、その後一部上場企業の試験を受けて、大阪工場の事務職(資材課倉庫担当)として入社致しました。

その後、九州工場が建設されることで転勤になり生産管理課勤務として計画立案、部品購入等の部門で担当して約6工場の転勤も経験して、管理職を受ける前に幹部候補生を教育センターに集められて約一カ月軍隊方式でマナー、組織力、管理監督者の責任と権限等役員、外部部門の専門者を招いて鍛えられ、リーダーシップと行動力を勉強させて頂きました。私は、40代の後半に管理職を拝命し定年まで初代社長の方針(御客様は神様だ。やれば出来る)を上司よりの指示命令を含めて実践に生かし、愛社精神と行動力は誰にも負けないぞとの意気込みで目標と行動力が真の組織力につながるとの上司の指導を信じて頑張って来ました。工場事務職業務の中で労務(総務課)と経理(会計課)以外の職場を経験して参りました(資材、購買、生産管理、商品課等)結果、出る杭は打たれるということわざ通り色々経験致しましたが、結果としては実力、行動力の有る上司、役員からの信頼も厚く、最大の欠点で有る短気者でしたが、振りかえって自己評価しても最終的には部下も約百人以上管理を任されましたので学歴、知識は並みでも愛社精神と企画、行動力が一番必要だと認識致しました。

私は、若い時に心理学に興味を持ち、雑学程度ですが得たのが面談して相対して話し合う事で少しだけ読める様になりました。

そこで勝手の理論かも分かりませんが、組織力の欠乏している幹部からは敬遠され、仕事の出来る幹部から私を活用して頂いたと自己評価して居ります。

今まで、基山町長を始めとして上峰町、みやき町の町長、管理職、鳥栖市の市長、副市長及び管理職にも自己が勉強したい内容で得られると感じたら面談を申し込んで勉強させて頂いて居ります。

遠方では一度だけ佐賀県庁の副教育長と面談させて頂き勉強させていただきました。又、基山町、鳥栖市が主体ですが議員にも面談を申し込み快く受諾して頂き、要望、意見交換もさせて頂いています。

又、県外ですが、昨年の末月に筑紫野市の管理職数名との意見交換会、副市長の会談、後日、市長との名刺交換程度の会談でしたが、この市長は強いオーラを感じて帰宅した事を今でも鮮明に覚えています。

よって、筑紫野市民に対しても同じような気配り政策を行い行政サービスを自ら行動で示して居られると感じました。

最後にもう一件紹介して質問に入ります。

前副町長が佐賀県に帰られる前日に約一時間面談させて頂き、失礼ながらと御断りしてから2年間で町民、住民にとって、どの様な成果が数値等で教えてと問いましたら、直ぐには目に見えて来ません。時がたつにつれて分かるとの回答でしたが、私は、失礼ながら高額の報酬(税金)受けている以上、我々に分かる成果の提示は絶対必要と思っています。2年間で成果につながる程、改革行動は簡単ではないと現場での経験者として失礼な言葉も含めて指摘させて頂きました。最後に前副町長は、私に、そこまで基山町の事を考えて居られる熱意はしっかり受け止めているので、議員等の方が成果出しやすいのではとアドバイスを頂きましたが、次の様に回答致しました。

私は、自己の性格、能力等を分析して、報酬を得て成果が数値等で分からないと有権者にも知らせる事も出来ないし、町民からの要請はソフト、ハードを含め多々有ります。きっと精神的に負けると思いますと回答致しました。現役時代、担当、係長、課長、部長職と役職が上がるにつれて権限と責務が比例してアップ致し精神面、肉体的にも役職で重さが全然違うので、議員職は全住民に対して公約等を示してその結果を公表が必要と思っています。

精神的には頑張りましたと言われる議員もおられますが、自己の議員としての成果を述べられない議員は職責を果たしていないと思っています。我々の様なオンブズマン活動は無報酬活動家なら許されるかも知れませんが。税収を報酬として得られている方々は、成果を数値等で我々に示して頂きたいです。

従いまして、選挙で選出が基本の組長、議員は特に要求されますし、全職員は我々町民、住民がお客様で有るとの自覚を持って対応が必要で有ります。

私の検証の中には、公僕精神が高く、お客様のタライ回し行為は厳禁で、心を込めてスピード感と安心感、信頼感を来庁者に与える行動がソフト面で必修事項を思っています。

これから幾つか質問させて頂きますが、内容を私が全て経験行動して来た事例ではありません。上司、他部門の幹部等の行動、管理システムを観察して取り入れるべきと理解して取り入れた内容も含まれています。

現役時代の実績行動と税を報酬としている職員、議員の職務と権限と職責を確認させて頂き、失礼な言葉で表現も多々有るかも分かりませんが決して、個人を攻撃しているのでは無い事はご理解願います。

税収を報酬として得ている組長、職員、議員の対お客様(町民、住民)に対しての内容によりの処理対応を役職別に権限、職責を民間と対比して対応させて頂いて居ります。

幾ら、計画は立派でも成果が伴わないと民間では、全て絵に書いた餅的評価となり成果とは評価されません。そして、過程において数値、言葉で検証が必要で、その内容を他部門(民間では上司)、行政では我々お客様の開示要求に対して分かり易く伝える責務があります。家庭で表現すると家庭の建物、庭が役場内であり、行政の庭とは基山町全体と思っています。従いまして、帰宅するまで町民、住民の安全は等の無意識の中にも意識しての行動が公僕精神につながると思って述べました。

私は、会社に入社してから管理職になる迄も、日常実行して来た事は、殆ど一番で工場に出勤して居りました。

別に上司にゴマスリ行為で実行した事は一度も有りませんでした。入社10年無遅刻、早退、有休制度も取らず勤めた結果、私もその制度が有る事も知りませんでしたが、金一封と表彰状を得た事も有り驚きましたが嬉しかったです。

そして、現役時代、色々な経験の中で、成果は個人ではなく組織力の把握が出来るリーダーが企業に取って必要な人材だと実感して居ります。

よって、厳しい内容を部下に要請するには、リーダー自ら自己に厳しくないと部下よりの信任は難しい事も経験しました。人間は其々個性、性格、能力、積極性等違う集団の中でのリーダーシップは所属長の責務だと思っています。

皆様も経験有ると思いますが、仲好しクラブでは真の成果は出ません。ワンマン経営過ぎても部下の真の信頼は得られないと経験から感じて居ります。従いまして、上司が優秀な部門は組織力も厚く成果を出す頻度が高いが、決断力等の無い上司の部門では組織力を感じなかった事を多々経験して来ました。

私は、入社した時の課長は将来、役員に昇格。九州工場で資材課長の上司は後日、全国の組合長に就任されました。そして私が主任時代に現場の係長と仕事の上で信頼関係が出来て事務職は大変やり易くなりました方も後に工場長に昇格されて東京工場に赴任されて、直ぐに私も東京に来て俺を手伝ってくれと電話を受けて、社内で付き合っていた彼女に相談して、両家の了解を得て京都の実家で結婚式を挙げ東京工場の生産管理係長(女房は九州と同じく労務担当)として転勤致しました。その後、厳しく鍛えられて管理職に推薦して頂きました尊敬出来る上司でありました。

成果は組織力で決まる。その為目標管理が一番成果に結びつき、対策も現状を正しく把握出来るので、次の行動も早く出来ると経験で認識して居ります。

一本の矢と三本の矢の成果は、ことわざと同じです。

最後に、私の勤めた会社に一部上場企業になってから一年に一回、部下が上司を評価して、例えば、私が課長職の時は部下の社員、主任、係長が各個人で評価チェックリストに書き込み、私の上司(部長)に提出制度が導入されて活性化されたと思いました。又、社長室に社内監査室が有り、社長自ら発動で動く組織が有り、監察を受けた管理職は格下げ左遷等も見て参りましたので精神的には厳しい環境の中で利益追求を社員は鍛えられていたと思います。

よって、目標管理は目標の設定(組織、個人)、結果の検証が自己、組織で把握できな出来ないと絵に描いた餅になりかねないと経験しての提言です。

以上、長々と自己紹介と職務内容を管理職の経験と役場の業務遂行能力を私と対比して質問させて頂きますので、決して荒さがしで質問していないと理解をお願いします。


★質問1・前回も質問させて頂き、何処かの部門が質問者の意図を理解せずに回答書を作成され、規則等が掲載されていましたが、質問した趣旨が違いますので再度質問致します。

◎各課別に業務を通じて町民、住民への行政サービス、敢えてソフトサービス面について箇条書きで回答をお願いします。

但し、対面時のマナーとして、笑顔の挨拶、スピード処理、タライ回しはしない事は全職場でマナーに入りますので、担当職場としての管理職、係長、職員の内容に一過性が有るかが大切で有ります。従いまして、私が質問される側でしたら部下と議論して報告書作成すると思います。

私の、自己評価ですが、基山町役場の住民係の係長は一番住民との対応が多いい係ですが、気配り、心配り感を感じて居ります。

役場入口付近で、何処に行こうとされているのか迷って居られる住民にも率先して席を立ち住民の前に行かれ、声を掛けて居られる所を度々拝見しての評価です。まさしく公僕精神にそっての職務活動と感心致し、全ての職員が同じ考え方で行動をされると住民の評価はアップ間違いないと思って居ります。

参考)公僕精神とは、私の持っている、金田一京助氏の国語辞典には、★権力を行使するのではなく、国民に奉仕する者としての公務員の称と記載されて居り、但し書きとして、実情は理想とは程遠いと追記されて居り、各職員、議員は税収の中から報酬を得て居る自覚を持って地域発展の為に、行動範囲を広げて住民の賛同、向上が一番と考えて居ります。

確かに、庁舎内の庭の時計が止まっていたので見ると、今修理中との張り紙が柱に添付されていました。

総合公園グラウンドの大時計が数時間も狂っているのに常に参加の多い行政者からは修理担当部署への伝達不足と分かりましたが、民間では有り得ない怠慢ミスと思っています。本当の気配りした行政サービスに心掛けるモチベーションが全体的には低いのではと思いました。この行為もトップで有る町長始め管理職の責務の一部として評価対象として居ります。


★質問2・10年先の人口を18,000人以上と設定されましたが、今後、平成27年度、平成28年度、平成29年度の三年間で人口増策として、具体的な計画を数値を含めて年度別に作成提出願います。

参考)私は、若い住民の増加により税収がアップと高齢者増により支出増との差により住民に対しての行政サービスの内容にもろに影響すると考えての質問です。


★質問3・町管理の土地活用について、(1)旧庁舎跡地の活用計画(2)旧ひまわり学童跡地の活用計画(3)旧図書館跡地の活用計画を示して下さい。


★質問4・合併を推進しないとなれば近隣の地域との連携には、お互いの信頼関係の強化が必須と認識して居りますが、今後の連携強化策を示して下さい。

○対、鳥栖市○対、小郡市○対、筑紫野市○他の地域別に集計

参考)鳥栖市とのバス乗り入れの為の審議の進捗状況から判断して、失礼ながら円滑では無く、打ち合わせ議事録も無く言葉だけの審議は、特に他地域の行政等との折衝、会議録は必要と認識して、総務担当者が立案されて上司の許可を得たと報告頂きました。


★質問5・まちづくり基本条例を施行して数年経過して居ります。住民、町民に対して、どの様なメリット・デメリットが有るのか箇条書きで示して下さい。町民、住民側と行政側に区分して作成願います。

私も、条例が有る町、市と無い町、市が理解出来て居りません。

作成時に他の地域の条例を参考にされたなら何処でしょうか。


★質問6・今後各部門で計画される内容の説明、審議、協議会等への住民の公募人員を増加して頂き、当職委員以外、公募での町民、住民の参加増が必要と感じましたので提案させて頂きます。各審議会、協議会の参加委員数を決める流れをお願いします。質問したら各課立案して議会で承認と聞いて居ります。

現在開催の町民参加の審議会、協議会等について名称、年間開催回数、当職委員数と公募委員数を開示して下さい。私は、まちづくり基本条例が制定後は一般の町民、住民から公募数を増加して議論されると思っていましたので質問致します。

◎私、行政経験が無いので、同じ質問で前回も、みやき町、鳥栖市、筑紫野市の担当課長、部長に質問書を提出して回答を頂き、自己評価の参考に活用させて頂いて居ります。決して内容は、他の行政には開示はして居りません。


最後に一言、ある議員から、私が質問した時に、質問内容についての確認等の問い合わせ無かったですかと質問有り、有りませんと答えたら、行政の悪い処ですねと話された議員が居られました。

是非、今回の質問に対して理解出来ない事項は携帯へ御願い致します。

●その他)私を知る行政職員は、御存じと思いますが短気者です。

但し、現役時代、お客様とは、一度も感情的でトラブル化した事はなかった事をお伝えして質問を終わります。

回答期限が決まって居りますが出来るだけ期日より早く回答書の提出をお願いします。

追記)10年先の総合計画検討審議委員会の皆様も是非、要望された内容が取り入れられて、懸念されている、衰退町にならない様に各分野で活躍の上人口が18,000人以上の確保達成の立場でご指導、ご支援お願い申し上げます。

◎配布先・基山町・参考・みやき町・鳥栖市・筑紫野市・オンブズマン仲間

 

A、回答(平成27年4月15日回答)

質問1について

基山町の行政サービスに求められるもの

基山町の行政サービスの向上の在り方については、今後、「基山町行政サービス向上会議」(仮称)を設置して、本格的に検討を始める予定ですが、現段階での基本的考え方をお示しさせて頂きます。

まず、基山町の行政サービスの考え方の基本方針は、以下の3つです。

3つの基本方針

・公正・公平

・スピード感

・おもてなしの心

また、そのために必要な方策としては、大別して3つのことを考えています。

■質の高い行政サービスを提供できるように、これまで以上に、職員が意識改革を図る。

⇒町民を行政のパートナーとして意識し、常に町民の側にたって、具体的に行動する。

⇒全ての要望にそえないケースも出てきますが、その場合は、十分に説明責任を果たす。

⇒日々の職務の遂行の中で、職員間の意思疎通を図り、意識改革の浸透を図っていく。

⇒職員が担当事務のプロ意識を持って、自己研鑽につとめ、住民に対して必要な情報を提供する。

■コスト管理等、内部努力の徹底

⇒土木・建築等の公共工事、施設の維持管理、情報システム等のメンテナンス等のコストを縮減する。

⇒事務コストについても、集中化やIT化、外注化、更には、民営化などにより縮減する。

⇒組織を効率化しつつ、業務改革を推進する。

■事業等の見直しの徹底

⇒類似事業を整理しつつ、時代の要請にあわない事業を廃止する。

⇒行政が受け持つ範囲を見直し、事業の手法についても見直しを行う。

⇒費用対効果の観点から事業の規模や水準について、必要な見直しを行う。

⇒民間または他の自治体(県市町村)等との役割分担の見直しを行うとともに、更なる連携を推進する。

以下、各課室別の業務内容と、それぞれ重要視している行政サービスの内容について、説明させていただきます。

まず、一般の町民の皆様に、直接的な行政サービスを担当する課として、1Fに配置されている、住民生活課健康福祉課こども課税務課を説明します。

住民生活課は、窓口として、もっとも基本になる部署です。戸籍、印鑑登録・証明、住民票、パスポートなど、各種書類を発行します。また、国民健康保険、国民年金、後期高齢者医療、廃棄物関連、葬祭公園、狂犬病対策、上水道、公害防止なども所管しています。同課は、配置的にも、入口にもっとも近く、住民の皆様のファーストコンタクトの場所となります。このため、問い合わせの内容や訪問の目的を十分に聞き、その内容確認のため、丁寧で解り易い言葉で対応するように心がけています。特に、各種の申請書の書き方などを、丁寧で解り易い言葉で説明するようにしています。特に、4月からの組織改編に伴い、各課室の名称や業務内容の変更があり、住民の皆様の混乱が生じないように、当分の間、役場の入口に、各種窓口や業務の紹介のための案内人を配置しております。

健康福祉課は、住民生活課で担当する以外の健康福祉関連の業務を行っており、今後の高齢化の進展とともに、もっとも重要な部署になると考えられます。具体的には、高齢者福祉、健康増進、介護保険、障害者支援、DV、生活保護、民生・児童委員、予防接種など、健康福祉全般が所管業務です。このため、同課も、住民からの相談業務や申請業務が中心となっています。相談業務においては、的確な回答に心掛けるとともに不安解消に努めています。また、基山町だけの対応では不十分と判断し場合には、関係機関へ迅速につなげることとしています。また、申請業務については、制度の内容や申請書類の説明を十分に行い書類不備などにより、再来庁して頂かないように心がけています。

こども課は、乳幼児から青少年育成まで、子育て支援に関する業務を集約的に行っています。具体的には、子ども医療、保育、母・父子福祉、児童福祉、放課後児童健全育成事業、青少年育成などに取り組んでいます。同課も、健康福祉課と同じように、子育てに関して具体的な相談や要望があるので、常に各種情報を収集し新しい情報を住民の皆様へお伝えするように心がけています。また、若い女性のお客様が多いので、女性管理職、多くの女性職員を配置して、住民の方が話しやすい雰囲気を作るようにしています。青少年健全育成については、各区の育成会や子どもクラブと連携して子どもたちが豊かな人間性や社会性を育むように各種体験活動や非行防止活動に取り組んでいます。

税務課は、税全般に関する業務を担当しています。具体的には、個人町県民税、国民健康保険税、法人町民税、町たばこ税、軽自動車税、入湯税に関する徴収等に関する業務です。また、原動機付自転車及び小型特殊自動車の届出や地籍調査なども所管です。同課は、税に関する専門的相談が多いので、できるだけわかりやすく説明できるように心がけています。また、電話相談も多いので、相談者の現況把握を、できるだけ早く行い、対応できるように努めています。

 

次に、2Fに設置されている、産業振興課(六次産業化推進室)まちづくり課(定住促進室)建設課教育学習課について説明します。これらの課は、商工業、建設業、農業、学校等の、いわゆる各種事業系、分野・業界系の関係者と接することが多くなっています。もちろん、個別の住民の皆様方との接点もあります。

産業振興課は、新年度からの新設課ですが、従来、企画政策課で担当していた商工、観光部門と、農林環境課で担当していた農林部門を一元的に担当、推進するために設置された部署です。また、それらを連携することにより、産業の六次化を推進するための六次産業化推進室も、あわせて新設しました。また、同課は、商工会、JA、農林関係団体等との連携・調整を行いながら、国や県の制度の活用等を行っており、各組織に正確に情報を提供し、申請もれがないように注意しながら、行政サービスを行っています。特に、農業は、農業委員会との連携、情報共有に努めるとともに、森林整備は、地域住民に十分説明した上で実施しています。

まちづくり課も新設課で、3つの課から、住民の皆様方との接点が多い業務を集約しました。具体的には、コミュニティバス、文化・スポーツ、住民との協働推進、定住促進などが主要業務です。この中で、文化活動支援は、町民会館を拠点として、文化協会等を通して各種文化活動を支援し、町民の皆様に満足していただけるように努めています。また、スポーツ支援関係は、町体育協会等と連携しながら町民の皆様が、健康の保持増進や体力の維持向上により、年齢や体力、目的に応じたスポーツに親しむことができるよう心掛けています。

また、定住促進室では、基山町の人口を増やすために、住宅等のハードと、子育て支援等施策、中心市街地施策等のソフトを一体的行うこととしています。これらの業務は、役場の中での窓口業務として、職員が役場の中で待つのではなく、職員が積極的に外へ出て、住民の皆様と共同で事業展開するケースが多くなると考えられます。事前打ち合わせ、事後フォロー、加えて、各種マッチングも、あわせて行うこととしています。

建設課は、道路、公共施設、公営住宅、都市公園、下水道等の整備・工事、管理等、いわゆるハード整備が主な業務です。このため、町民や利用者等の皆様から、それぞれのトラブルや修繕の要請を直接お受けすることが多くなっています。現場で確認できる場合は、現地での立会確認をお願いすることにしていますが、それが困難な場は、修繕箇所を口頭により、ゼンリン地図や公園の図面等で確認しております。

教育学習課は、学校教育、教育委員会、学校給食、文化財、歴史・文化財講座及び同団体の支援に加え、来年度に開設する図書館を担当しています。その中で、学校教育に関しては、就学相談等で、様々な児童生徒の学習や生活の状況を丁寧に伺いながら、相談内容に最も適した助言や就学支援制度の案内などに心がけています。図書館業務については、町民の皆さんの多様化するニーズや学習意欲に応えられるよう、町外の図書館とも連携しながら利用者の要望に応えるよう努力しています。歴史遺産の活用については、創作劇「こころつないで」の取り組みにより、子どもたちが郷土の宝である基肄城を再認識し郷土を誇れるように取り組んでいます。

 

最後に、3Fに設置されている総務企画課(広報・情報管理室)財政課の二つの課室です。この両課は、役場全体の司令塔的役割を果たしています。

総務企画課は、役場の組織運営・人事等や町条例等の制定、改正を総合的に担当しているほか、選挙、防災(含む消防)、防犯、行政区の運営等、関係機関との調整の中から、町行政の根幹を担っています。特に、条例等の策定については、住民に義務を課し、又は権利を制限することも多く、法令に対する知識を向上させ正確な条例策定ができるようにしています。また、消防活動は、現有の消防機能を最大限に活用し、被害を軽減するために、消防署や消防団と連携して、防火訓練を行っています。なお、新設の広報・情報管理室については、広報きやま、HPやフェイスブック等通じて、新鮮な情報を迅速に、正しく、町民の皆さんに周知できるよう努めています。

財政課は、町の財政計画、予算、地方交付税、町有財産、公共施設管理、基金、入札、指名、契約など、町の財政に係る重要な仕事を担当しており、一般の町民の皆様方との接点は少なくなっています。しかし、指名、入札、契約等で、いわゆる業者からの問い合わせは多く、ひとつひとつに、丁寧で公正に対応しています。なお、予算化している街路樹の剪定や町有地の草刈等については、住民の方からの問い合わせ等に、可能な限り迅速に対応しています。

 

議会事務局出納室保育園については、今回、組織変更等がありませんでしたが、議会の運営を担当する議会事務局では、議会情報の提供として、住民への情報提供手段としての議会だよりを議員の広報編集委員が編集し、定例会後に発行しています。その紙面作成時、事務局として、「住民にわかりやすく」なるよう、フォローしています。また、議会情報をホームページ、回覧等により、早く知らせるとともに、本会議時に議案等閲覧できるよう、傍聴席に必置しています。更に、議会を傍聴できない方のために本会議の様子を録画したものをユーチューブで配信しています。

出納室は、現金の出納及び保管、支出負担行為の審査確認、決算等を担当しています。現金の支払処理、入金処理を誤りなく、迅速に行うよう努めています。また、余剰資金を安全性を優先し、国債、定期預金等で運用し、受取利息等による収入増を図るよう努めています。この部署は、一般の住民等との接点はなく、もっぱら金融機関等との調整になります。

基山保育園については、将来の基山を背負うと考えられる園児とのコミュニケーションやその保護者との意思疎通につとめています。とりわけ、障がいをかかえる園児やその保護者への対応については、関係機関も巻き込んで、適切な解決策が講じられるよう、情報共有に努めています。


質問2

平成27年度から平成29年度の定住人口増対策として、売買や賃貸に繋がる情報提供のとして市街化区域内農地いわゆる残存農地の所有者や空き家の所有者の意向、町内不動産業者との情報交換等を行い民間宅地開発や転入等希望者等への情報提供を行います。

また、未利用町有地の活用を検討するとともに、中心市街地活性化計画、都市再整備計画、立地適正化計画等の活力あるまちづくりための計画への基礎的な調査検討を行うとともに、庁内及び関係機関等と協議・検討を行います。

なお、平成28年度以降、検討・協議した結果を踏まえ、効果的な事業を選択し実施します。

 


質問3

基山町では、旧庁舎跡地、旧ひまわり学童(旧公民館)跡地、歴史民俗資料図書館跡地についての具体的な活用計画については、人口増対策事業等で活用したいと考えています。

 


質問4

基山町では、町民の皆様へよりよい行政サービスの提供と事務事業の効率化ができるよう近隣市町と事務事業の連携を行っています。

鳥栖市とは、介護保険、消防事務、障害程度区分認定審査、筑後川流域クロスロード協議会、グランドクロス広域連携協議会、共同職員研修、防犯パトロール、オリジナルナンバープレート、秋光川清掃ボランティア、クロスロードスポーツレクレーション、クロスロード広報事業、地域の安全情報ネットワーク、図書館相互利用などを連携しています。

小郡市とは、清掃施設組合事業、筑後川流域クロスロード協議会、グランドクロス広域連携協議会、クロスロードスポーツレクレーション、クロスロード広報事業、地域の安全情報ネットワーク、図書館相互利用、流域下水道事業などを連携しています。

筑紫野市とは、清掃施設組合事業、流域下水道事業を連携しています。

他の市町とは、介護保険、消防事務、水道事業、汚泥再生処理施設の設置及び管理運営、水城・大野城・基肄城連携事業、クロスロード協議会、グランドクロス協議会などを連携しています。

連携したい事業につきましては、個別ではなく隣接する自治体が共に抱える課題を解決できるような事業が連携したい事業と考えております。関係する自治体間で協議して、納得の上で連携事業に取り組んでいくことを考えており、参考としてコミュニティバスの運行等を考えています。

 


質問5

行政

住民

メリット

・町民参画のルールを条例で定めることにより、長期的な視点によるまちづくりを進めるための制度として安定性が増した。

(町民提案制度)

・町民、議会、首長などの役割と責務が明確になったこと。

・町民の意見や考え方を反映し、協働によるまちづくりを推進するという基本的な方針が明確化され、まちづくり活動におけるそれぞれの役割が分かりやすくなり、町民参加がしやすくなった。

(ワークショップ、意見交換会、パブリックコメント)

・町民提案制度より、要望・陳情等の窓口が統一された。

デメリット

出来るだけ町民の皆さんの要望に応えるようにするため、広く協議する時間と相当の支出が必要となった。

町が実施する事業について、町民の皆さんの意見を聴取する必要があるため、施策の実施までに時間を要するようになった。

参考にした条例につきましては、ニセコ町まちづくり基本条例、八戸市協働のまちづくり基本条例、宗像市市民参画、協働及びコミュニティ活動の推進に関する条例、九重町まちづくり基本条例、川崎市、太田町まちづくり基本条例等です。


 質問6

基山町では、まちづくり基本条例第24条により、重要な計画等への町民参加の方法として、パブリックコメント、意見交換会、町民ワークショップ、審議会等、アンケート調査をすることが定められています。

それぞれの審議会等では、専門的知識を有する学識経験者や町民活動団体関係者等の町民を代表する者などから構成され、様々な立場からの意見が重要という点を踏まえた構成・人数となっています。このなかで、一般町民の意見も重要であるとの考えに基づき公募委員の人数を定めております。

審議会等の委員の公募につきましては、重要な計画等の策定について行っており、その審議会等は、

・基山町まちづくり推進審議会(委員9人)の内2人(平成26年度開催回数:3回)

・基山町総合計画審議会(委員18人)の内3人(平成26年度開催回数:6回)

・基山町子ども・子育て会議(委員11人)の内3人(平成26年度開催回数:6回)

・基山町国土利用計画審議会(委員10人)の内7人(平成26年度は開催なし)

の4つの審議会等で委員の公募をしています。

今後、他の審議会等についても、より町民の意見を反映することが必要であると考えられる計画等を審議する審議会等を庁内で検討し、必要があると判断した審議会等については、公募による委員の募集をしたいと考えています。

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