WEB町長室Q、75ホタルは役場にとって害虫ですか(平成26年6月15日受付)
印刷用ページを表示する掲載日:2014年6月30日更新
Q、75ホタルは役場にとって害虫ですか(平成26年6月15日受付)
ホタルの監視活動も終了し、今後は来年に向けての活動に入りますので、メールを打ちます。
6月1日に、観賞者グループの10数人から「あんなにいた調整池のホタルがいなくなっている。土手がきれいに燃やされていますが、どうしてですか?」と質問されました。
このグループは、町内の方達で駅前から歩いて各場所のホタルを観賞しながら私のいる場所まで来られました。
数日前に幹事の方が来られて、どのコースを歩けばホタルに逢えるのかを聞かれたので、当日に予想されるホタル情報を案内しました。その時に調整池も一緒に確認しています。
調整池に関しては、町長には昨年話をしていますし、工事時には関係者の方にも話をしています。
毎年のことですが、今年も5月23日の区運営委員会に出席して、ホタル情報を発信しています。その時には調整池の情報も話をしています。
また当日の運営員会には、役場の方3人が他の要件で出席されていましたので、聞いておられると思います。
基山の5つの河川で、この河川を除けば、下流でも自然に発生するようになりました。
この河川は、昨年公になりましたが、上流にて長年にわたり持ち込まれた残土が大雨時に河川に大量に流れ込んでいます。
これだけではないかもしれませんが、カワニナ等の水生生物にとっては良い水質ではないようです。カワニナを放流してもなかなか増えません。
その危機管理として、水源の異なる調整池の側溝を利用しているのですが、私のやっていることが、役場の立場としては間違ったことなのでしょうか。
たとえ間違った活動だと判断せれても、ピーク時にたむろしているホタルを焼き殺すことは、害虫駆除と同じです。
ホタルは役場にとっては害虫ですか?
それとも私自信が害虫なのでしょうか?
私は監視活動をしながら、長年『ホタルの話』をしています。
今年は、残土の件に加えて、調整池の件も話題にしています。
ホタル観賞者の皆さんには、「町長の回答は公開にてお願いしますので、その回答にて判断してください。」と訴えています。
A、回答(平成26年6月30日回答)
はじめにホタルの保存活動にご尽力頂いておりますことにお礼を申しあげます。
さて、グリンパーク調整池のホタルを焼殺しとのご指摘でありますが、これまでも調整池内の雑草は環境美化のため、年に2回、ホタルの飛び交う時期を避けた6月下旬から7月初旬と、10月下旬から11月初旬に草刈し、乾燥させた後一定量ごとに集積して焼却しておりましたのでそのような認識はございませんでした。
また、調整池の側溝でカワニナを養殖してあるようですが、水の流れを阻害し、側溝としての機能に支障をきたす恐れがありますので、別の場所での養殖をお願いいたします。
ホタルについてお互い理解を深めるため、一度直接お会いして意見交換させていただきたいと考えております。