WEB町長室Q、105総合公園について(平成30年1月29日受付)
印刷用ページを表示する掲載日:2018年2月21日更新
WEB町長室 ふるさと名物市場の出荷基準について(令和7年10月11日)
こんにちは。ふるさと名物市場に出品についてお尋ねしたく、メッセージを書かせていただきました。
基山の特産品を他県の方にも知っていただく場として設置されているふるさと名物市場に魅力を感じ、野菜の出品を始めました。今後は基山育ちのレモングラスや自家製の焙煎コーヒーも販売予定です。
今回、お手紙を書いたのは、ふるさと名物市場に出品した際の販売員さんとのやり取りで、腑に落ちない事があり、町としての判断をお伺いしたいと思ったからです。
柿、ゴーヤ、ミョウガについて、
「柿は小さいものは売れないから持って帰って」「腐ったものをもってこないで」「ミョウガはあんな小さいものは誰も食べないよ」「私が選別するから合格した野菜だけ置いていって」など、辛辣な意見を言われました。
買取であれば、店頭事業者が商品を選択するのはわかりますが、売上仕入れの場合は出品者に裁量が任されるのではないのでしょうか?買うか買わないかの判断はお客さんであり、その結果責任は生産者がおっているので、売れなければ売り方の見直しなどしながら出品を工夫していくものだと思ってます。
それに規格外のものが出せないなら青果市場と同じではないでしょうか。道の駅と同様の考え方で、ふるさと名物市場も運営されていると思っていたのですが、違うのでしょうか?
また、出品するものは当日または前日までに収穫したものです。腐るのは、ふるさと名物市場が冷蔵ではない分、追熟が始まるためであり、こちらがわざと腐ったものを持ってきたような言い方は心外です。今後、気をつけますが、それでも生鮮品なので腐ったりすることはあり得ますが、こんな風に言われると、出荷する事が怖くなって誰でも気軽に出品するとはならないのではないでしょうか。商品がへればふるさと名物市場の魅力を下げることにも繋がります。
販売員さんの匙加減で出荷の可否が決まるのは納得がいきません。
基準があるのであれば、ふるさと名物市場の申込の段階で明示していただきたいです。
また基準があるなら、その内容をふるさと名物市場に立つ全スタッフ、全生産者に共有してもらい、同じ基準の中で双方が納得して運営に携わらせてもらえたらと思いました。
ご検討の程、よろしくお願いします。
A.回答(令和7年10月24日)
この度は、基山ふるさと名物市場に関するご意見をいただき、誠にありがとうございます。まず初めに、基山の特産品の普及に尽力いただいていることに心より感謝申し上げます。
さて、ご指摘いただいた件について、町として以下の通り回答いたします。
販売員とのやり取りについて、不適切な対応があったこと、また基準が不明確であったことについてお詫び申し上げます。当施設は出品者様がご自身の裁量で商品の選定(大きさや形など)や価格設定を行い、直接お客様に販売していただく仕組み(委託販売)を基本としております。今後は、出品者様が安心して商品を提供できるよう、より明確な出品基準を示し、全スタッフへの指導を強化してまいります。
また、生鮮品の品質管理については、一点ごとに状態が異なるため、出品者と販売員の間で情報共有や意見交換が非常に重要であると認識しております。ご指摘いただいた具体的なコメントに関しても、言葉の捉え方やコミュニケーションの違いが生じている可能性がございます。この点を踏まえ、出品者様が気軽に意見や相談をできる環境づくりを進め、販売員への指導強化と市場運営の改善に取り組んでまいります。
これからも皆様の声を大切にし、より良い市場運営に努めてまいりますので、今後ともご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。